
今回は、当院の投球法研究室でおこなっている内容の一部を紹介します。
・野球肘/野球肩など投球障害で、投球後数日しても肘が伸びない/曲がらない。
・投球動作のときだけ肩の中の方が痛い。
・テイクバックのときゴキット音がして痛い。
・病院で野球肘と診断後、投球動作解禁されたので痛みの少ない投げ方を知りたい。
・投球フォームの改善の説明に納得できるので、動作指導に興味がもてた。
何らかの投球による痛みで来院される方、
近隣の接骨院さんからのご紹介で来院される方、
にはこのような初診時の回答がございます。
(投球時に痛みが無くても非常に悪化しているという症例が、「離断性骨軟骨炎」の場合にはありますので、近年行われている定期的な画像診断は積極的におこなってください。)
- 投球時に痛みの少ない投げ方ができているか?
- どんな投げ方をしているか?
- どのあたりが、動作時に痛むのか?
実際の動作をしていただいたり、動画を持参いただいて拝見したりして確認させて頂いております。
練習投球過多によるものも含めて
まず患者さまには、動作の形によって「痛みがでる型or痛みがでない型」があるか確認します。
現状のフォームより痛みの少ない型を見つけられれば
投球フォームの改善をお話し、お勧めしています。
上の1枚目の写真は、肘痛(内側上顆の痛み)で来院した患者さま、
[水色シャツの10歳男子の投球フォームの改善のアドバイス中です。]
彼本来の投球動作とはちがう型で痛みの出にくい肘の使い方を探っているようすなのですが、
動作改善で痛みが小さい動作が直ぐに見つけられる状況でした。
(他の写真は参考資料)
上の写真は講習会時、中学生に無作為に登壇頂いて「肘のしなりは、どんな型なら作れるのか実演しているところです。」
基礎的な動作指導が非常に重要となりますので、指導中は、
ココがポイント
「小学三年生にもわかるように説明する」
ココがおすすめ
コントロール・キレは練習方法で作れます。
野球選手の治療・投球動作のご相談、お電話お待ちしています。